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家庭で育てる科学の芽


2011年05月17日
目に見えない「電気」をどう学びますか?
 

11-05-17 11:44 From: yasuko

息子(むすこ)たち(こうき中2 あきら小6)にはよく「これって何のために勉強するの?」と聞かれます。とくに気に入らない勉強の時です。学ぶ目標が、目の前のテストや大学に入るためだけではないことは、大人なら分かっていますよね。私が大学で学んでいた認知心理学(にんちしんりがく)では21世紀の学ぶ目標は「あいまいな未知のできごとに直面した時に自分で判断を下すこと」と考える研究者(Talbert&McLaughlin,1993)がいます。大震災(だいしんさい)に見舞われ、原発の問題を抱える今の日本では、とても納得(なっとく)のいく目標です。

ところで、今回は「電気」のことを話してみます。何をかくそう、私は中学で習った「電気」が大嫌(きら)いでした。「電流って何?」「電圧って何?」ということをうまくイメージできず、それでも表面的な情報だけは暗記して、テストは乗り切りました。でも表面だけのバラバラな知識(ちしき)は、大人になってほとんど使えないのです。

5月14日に東京大学工学部のお兄さん二人(博士課程2年生、修士課程1年生)にお願いして、中学生向けの「電気」の講座を開催(かいさい)しました。「家の中のコンセントがどのようにつながっているか」から始まり、「電流って何?」「電圧って何?」ということを、どのようにイメージしてつかんでいったらよいのか丁寧(ていねい)に説明してくれました。写真のように回路を作る実験では子どもたちも楽しそう! 

こうやって表面の暗記ではなく、概念(がいねん)を中心に形作られていく知識(ちしき)は、ずっと使える知識になります。きっと、将来(しょうらい)未知の問題にぶつかった時も、解決方法をしっかり考えられるようになるでしょう。こんな授業だったら、私も「電気」が好きになっていただろうな・・・

 
投稿:by yasuko2011年05月17日 Permalink | |

yasuko (yasuko)

二人の息子たちやそのお友達が、次々と発見してくる”不思議”と向き合う毎日です。科学が苦手な母でも、なんとか子供たちが生まれながらに持っている”科学の芽”を育ててあげたいと試行錯誤する毎日です。

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