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湊和雄の沖縄だより「ジャコウアゲハ」
2007年01月26日
沖縄から毎週届く、写真家・湊和雄さんの撮り下ろし写真! 真冬の姿がいちばん美しい蝶のこと。
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ジャコウアゲハ
亜熱
帯の沖縄では、多くはありませんが、真冬でも活動している昆虫たちに出会えます。そのような種類のほとんどは、冬が訪れる前に成虫
になっていて、そのまま冬を越すのです。ところが中には、ジャコウアゲハのように真冬に新たに成虫
になる種類もいます。
ジャコウアゲハは一年中成虫
が見られますが、真冬に羽化
してくる蝶が一番美しい色をしています。胴体や翅(はね)にある紅色の模様は、気温
の高い季節に産まれた蝶は白っぽいのですが、気温
が低い季節ほど鮮やかなのです。沖縄ではちょうど今の季節、カンヒザクラの紅色の花が開き始めています。やがて、カンヒザクラの花を訪れるジャコウアゲハと紅色の競演が楽しめることでしょう。
前翅長(ぜんしちょう)*約49mm
*蝶や蛾の大きさは、前ばねの付け根
から先端までの直線距離(前翅長)で表します。
プロフィール
湊和雄(みなと かずお)
動物写真家
東京生まれ。大学で昆虫を学ぶために沖縄に渡る。琉球列島をフィールドに、写真とビデオで亜熱
帯の生き物たちを撮影する毎日。南島漂流記のサイトhttp://3710km.com/dairy.html



