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湊和雄の沖縄だより 「ツマグロキンバエ」
2008年02月01日
ハエの仲間ですが、蜜や花粉 を求めて、草原の花に集まります。その顔をよく見ると、青緑色に輝く大きな複眼 に、はっきりと横縞模様が見て取れます。花の奥に隠した蜜を逃さない長い口吻も、ツマグロキンバエの特徴です。
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ツマグロキンバエ
そろそろピークを過ぎようとしていますが、ツワブキは沖縄では冬を代表する花のひとつです。群落をつくって咲き、花にはチョウをはじめさまざまな昆虫が訪れます。昆虫の姿の寂しい冬でも、昆虫観察の絶好のポイントです。ところが、今年の沖縄の冬は、不思議なくらい活動する昆虫の姿が少なく、ツワブキにもあまり昆虫がやって来ないのです。
それでも、辛抱強く待っていると、セイヨウミツバチとこのツマグロキンバエだけは見かけます。折りたたまれた口を伸ばして、細かい毛のたくさん生えている先端部分で、花粉
や蜜をなめるようして食べます。
和名の「ツマグロ」は、はねの先端が黒っぽく見えることから名付けられています。体長約7mm。日本全国に分布しますが、沖縄ではほぼ一年中活動しています。
プロフィール
湊和雄(みなと かずお)
動物写真家
東京生まれ。大学で昆虫を学ぶために沖縄に渡る。琉球列島をフィールドに、写真とビデオで亜熱
帯の生き物たちを撮影する毎日。南島漂流記のサイトhttp://3710km.com/dairy.html



