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今週のグラフィックス

湊和雄の沖縄だより 「ヤンバルアワブキ」

2008年02月22日   

沖縄本島・山原(やんばる)の森から、春の便りです。亜熱 帯照葉 樹林が広がる山原の森は、ヤンバルクイナなど希少な生物の生息 場所になっている世界的にも貴重な森です。しかし、開発などによってその範囲は次第に狭まり、森林環境の悪化も問題になっています。

ヤンバルアワブキ

山原(やんばる)と呼ばれる沖縄本島北部の森では、すでに新緑の気配が感じられます。林道を歩きながら観察すると、アカメガシワ、タラノキ、タブノキなどの芽吹きが目 につきます。しかし、遠くから山並みを眺めると、まだ芽吹きが目 立つわけではありません。

そんな山原の森で、最も目 立つ新緑の兆(きざ)しはヤンバルアワブキでしょう。20m近くの高さまで伸びるので、山並みのなかでも目 立ちます。さらに、赤味を帯びた新芽は、緑の森で目 を引く存在です。

九州本土、山口、対馬の他に奄美諸島から沖縄にかけて見られます。沖縄や鹿児島ではヤンバルアワブキと呼ばれますが、全国的にはフシノハアワブキとも呼ばれます。


プロフィール
湊和雄(みなと かずお)
動物写真家
東京生まれ。大学で昆虫を学ぶために沖縄に渡る。琉球列島をフィールドに、写真とビデオで亜熱 帯の生き物たちを撮影する毎日。南島漂流記のサイトhttp://3710km.com/dairy.html


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