2007年08月10日湊和雄
今回登場するのは、沖縄のカブトムシ。子どもたちに大人気のカブトムシですが、最近は、外国産のカブトムシの輸入やペットショップでの販売などによって、いろいろな問題もおき始めています。
夏の昆虫といえば、このカブトムシがいちばんの人気者ですよね。でも、みなさんが見なれているカブトムシと比べると、ちょっと姿が違うかもしれません。これは、沖縄本島に生息
するオキナワカブトムシと呼ばれているものです。本土*で見られるカブトムシと基本的に同じ「種」なのですが、全体に小型で、角が短く、黒っぽい色をしているなどの違いから、別の「亜種
」という扱いをされています。
沖縄でも、最近はペットショップなどで、本土産の立派なカブトムシが売られています。それが野外に逃げ出して、オキナワカブトムシとの間に子どもができてしまわないかと心配されています。あるいは、小型のオキナワカブトムシが競争に負けて、姿を消してしまうことも考えられます。
雄の体長30〜45mm
*沖縄では、沖縄以外の日本の地域を「本土」あるいは「内地」と呼びます。
プロフィール
湊和雄(みなと かずお)
動物写真家
東京生まれ。大学で昆虫を学ぶために沖縄に渡る。琉球列島をフィールドに、写真とビデオで亜熱
帯の生き物たちを撮影する毎日。南島漂流記のサイトhttp://3710km.com/dairy.html