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湊和雄の沖縄だより 「オキナワマルバネクワガタ」

2007年11月22日湊和雄

オキナワマルバネクワガタは、日本では奄美諸島から八重山諸島に生息 するマルバネクワガタの仲間。晩秋でも見られるそうです。秋になって活動するクワガタがいるなんて、さすがに亜熱 帯の沖縄ですね。

オキナワマルバネクワガタ

先週は、11月 まで活動するセミの仲間を紹介しましたが、今週はやはり11月 まで活動するクワガタムシです。9月 から成虫 の姿が見られるようになり、10月 に最も活発に行動し、11月 まで活動が続きます。

活動時期が秋というのも珍しいですが、立派なはねを持っていながら、ほとんど飛ぶことがありません。地上を歩いて移動する、不思議な習性を持っています。さらに、クワガタムシの大あごの内側に見られる歯と呼ばれる突起は、普通横向きなのですが、一部は上を向いています。そのために、以前はタテヅノマルバネクワガタと呼ばれたこともありました。

もともと、あまり数の多い昆虫ではありませんが、最近はマニアによる採集が盛んで、かなり数が減ってしまいました。
雄の体長42〜68mm。沖縄本島北部に生息


プロフィール
湊和雄(みなと かずお)
動物写真家
東京生まれ。大学で昆虫を学ぶために沖縄に渡る。琉球列島をフィールドに、写真とビデオで亜 帯の生き物たちを撮影する毎日。南島漂流記のサイトhttp://3710km.com/dairy.html

文 湊和雄
湊和雄(みなと かずお) 1959年東京生まれ。琉球大学に入学し、沖縄に渡る。 大学勤務の後、94年よりフリーの写真家。 熱帯でも温帯でもない日本の「亜熱帯」を映像で表現するため、山原(やんばる)を中心に、琉球列島の野生生物をカメラとビデオで追う毎日。

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