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自然だより

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アオサギ

2008年11月14日尾園暁

湘南(しょうなん)にはいくつかの川が海に流れ込(こ)んでいて、橋の上から見ると、数えきれないほどの魚たちが泳(およ)いでいるのが見えます。そして、こうした魚をねらって飛んでくる鳥たちもたくさんいます。アオサギもそのひとつ。

サギといえば、全身が真っ白でシラサギと呼ばれるダイサギやコサギが有名ですが、灰 色をしたアオサギも同じサギの仲間(なかま)です。アオサギはとても大きな鳥で、体の大きさは90㎝、羽根 (はね)を広げると180㎝ほどもある、日本で一番大きなサギです。

湘南では川のほか、水 田や湿地(しっち)、公園の池などに行くと、岸辺でじっと立っている姿(すがた)をよく見かけます。何もせずに立っているだけのように見えますが、これは獲物(えもの)を待ち伏(ぶ)せている姿。魚やザリガニなどの小さな動物が近付くと、長い首をビュッと伸(の)ばして、あっという間に捕(つか)まえてしまいます。体が大きいだけあって、ときには小鳥やネズミなども捕まえて食べてしまうそうです。スマートな外見に似合わず、なかなか獰猛(どうもう)な一面をもっているのですね。

文 尾園暁
尾園暁(おぞの あきら) 昆虫写真家。 大阪生まれ。おさないころ、両親に買ってもらった図鑑をきっかけに、昆虫の魅力にとりつかれる。現在は神奈川県南部の湘南(しょうなん)に在住。地元と小笠原諸島(おがさわらしょとう)を中心に、虫たちを撮影する日々を送っている。

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