2008年12月26日湊和雄
沖縄本島(おきなわほんとう)北部(ほくぶ)の「山原(やんばる)」とよばれる森(もり)は、とても多(おお)くの種類(しゅるい)の樹木(じゅもく)からできています。そのなかの大部分(だいぶぶん)をしめているのが、ドングリをつける木、カシのなかまです。いちばん多いのがスダジイ、そして2ばんめに多いのが、オキナワウラジロガシです。
オキナワウラジロガシの実(み)、ドングリはとても大きく、高(たか)さ約(やく
)3cm、直径(ちょっけい)約2.5cmもあって、日本最大(にほんさいだい)だといわれています。この大きな実をつけるのが、ちょうど今ごろの季節(きせつ)、秋(あき)から冬(ふゆ)にかけてです。
ドングリは、山原の森に生息
(せいそく)するリュウキュウイノシシやネズミのなかま、鳥(とり)のなかまのたいせつな餌(えさ)になります。ところが、今年(ことし)の秋は、このドングリがとても少ないのです。ほかの餌の少ないこの季節、動物(どうぶつ)たちは困(こま)っているでしょうね
。
このオキナワウラジロガシは、高さ22m、幹のまわりが7.6mもあります。1997年に日本でいちばん大きなオキナワウラジロガシであることがわかりました。木の年齢(ねんれい)をあらわす樹齢(じゅれい)は、約300年もあると考(かんが)えられています。
奄美大島(あまみおおしま)から西表島(いりおもてじま)かけての琉球列島(りゅうきゅうれっとう)に分布(ぶんぷ)