
2010年03月05日湊和雄
いよいよ、沖縄でも急(きゅう)に春(はる)らしくなってきました。沖縄本島(ほんとう)北部(ほくぶ)のやんばるの森(もり)でも、冬(ふゆ)の花(はな)から春の花に入(い)れ代(か)わろうと
しています。
その春を代表(だいひょう)する花のひとつが、このシマイズセンリョウです。まだ、花が開(ひら)きはじめたばかりですが、枝(えだ)の先(さき)全体(ぜんたい)が、これから白(しろ)い小(ちい)さな花のかたまりになります。
ひとつひとつの花は、直径(ちょっけい)2~3mmのとても小さなものですが、それでもかたまって咲(さ)くと、新春(しんしゅん)の森のなかでは、遠(とお)くからでも目
(め)につきます。
シマイズセンリョウの楽(たの)しみは、花だけではありません。この花には、たくさんの昆虫(こんちゅう)がやってくるのです。あざやかな赤(あか)い色(いろ)のオオシマカクムネベニボタル、アマミアカハネハナカミキリ、アカハネムシのなかまのほか、さまざまなチョウなど、数(かぞ)えきれないほどです。
昆虫が集(あつ)まるのは、昼(ひる)まだけではありません。夜(よる)も、ガをはじめたくさんの昆虫がやってきますし、さらにその昆虫を食(た)べるコロギスのなかまなども見(み)られます。沖縄~九州(きゅうしゅう)南部(なんぶ)に分布(ぶんぷ)して、やんばるの森では3月
(がつ)いっぱい花が見られます。
〇かがく
ナビ管理人より
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