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リュウキュウウラボシシジミ

2010年07月16日湊和雄

日本(にほん)でいちばん大(おお)きなチョウは、なにか知(し)っていますか?オオゴマダラという種類(しゅるい)で、前翅長(ぜんしちょう)*が75mm前後(ぜんご)もあります。全国(ぜんこく)の生(い)きたチョウを温室(おんしつ)で見(み)せている施設(しせつ)には、必(かなら)ずいますから、見たことのある人(ひと)も多(おお)いでしょう。

では反対(はんたい)に、日本でいちばん小(ちい)さなチョウは、どうでしょうか?それが、このリュウキュウウラボシシジミです。前翅長は、11mm前後しかありません。オオゴマダラの7分(ぶん)の1程度(ていど)の大きさなのです。

大きさでは両極端(りょうきょくたん)ですが、オオゴマダラと同(おな)じ特徴(とくちょう)もあります。体(からだ)の色(いろ)が、黒(くろ)と白(しろ)だけなのです。しかし、オオゴマダラは、色は地味(じみ)でも、大きなはねで青空(あおぞら)をバックに飛(と)ぶと、とても目 立(めだ)ちます。

ところが、リュウキュウウラボシシジミのはねの色は、主(おも)に表側(おもてがわ)が黒、裏(うら)側が白です。このはねで羽(は)ばたくと、黒と白が交互(こうご)に見えて、チラチラとフラッシュが光(ひか)っているようで、見失(みうしな)いやすいのです。国内(こくない)では、沖縄本島(おきなわほんとう)北部(ほくぶ)と西表島(いりおもてじま)だけに生息 (せいそく)しています。

*チョウやガの大きさは、前(まえ)ばねの付け根 (つけね)から先端(せんたん)までの直線距離(ちょくせんきょり)で表(あらわ)します。

〇かがく ナビ管理人より
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文 湊和雄
湊和雄(みなと かずお) 1959年東京生まれ。琉球大学に入学し、沖縄に渡る。 大学勤務の後、94年よりフリーの写真家。 熱帯でも温帯でもない日本の「亜熱帯」を映像で表現するため、山原(やんばる)を中心に、琉球列島の野生生物をカメラとビデオで追う毎日。

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