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オキナワトゲオトンボ

2010年07月23日湊和雄

沖縄本島(おきなわほんとう)北部(ほくぶ)に生息 (せいそく)するオキナワトゲオトンボという種類(しゅるい)は、数年前(すうね んまえ)までは図鑑(ずかん)を調(しら)べても、のっていませんでした。今(いま)では、ヤンバルトゲオトンボとオキナワトゲオトンボがのっています。

新種(しんしゅ)といえば新種なのですが、これまで全(まった)く、存在(そんざい)が知(し)られていなかったわけではありません。オキナワトゲオトンボとヤンバルトゲオトンボは、どちらもリュウキュウトゲオトンボとして扱(あつか)われていたのです。

ところが、オキナワトゲオトンボのはねの先端(せんたん)には、こげ茶色(ちゃいろ)の模様(もよう)がありますが、ヤンバルトゲオトンボでは、これがほとんど見(み)えないか、とても薄(うす)くしか模様が見えません。そのために、2種類に分(わ)けられたのです。

ただ、困(こま)ったこともあります。このような違(ちが)いは、雄(おす)だけのものなのです。今のところ、雌(めす)では、オキナワトゲオトンボとヤンバルトゲオトンボを区別(くべつ)するのは、難(むずか)しいのです。

ヤンバルトゲオトンボは、沖縄本島北部のより北側(がわ)に、オキナワトゲオトンボは沖縄本島北部から中部(ちゅうぶ)にかけてと渡嘉敷島(とかしきじま)に生息 しています。体長(たいちょう)は、雄が約(やく )43mm。雌が約37mm。

〇かがく ナビ管理人より
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文 湊和雄
湊和雄(みなと かずお) 1959年東京生まれ。琉球大学に入学し、沖縄に渡る。 大学勤務の後、94年よりフリーの写真家。 熱帯でも温帯でもない日本の「亜熱帯」を映像で表現するため、山原(やんばる)を中心に、琉球列島の野生生物をカメラとビデオで追う毎日。

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