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ルリモンホソバ

2010年07月30日湊和雄

今年(ことし)も、夏休(なつやす)みに入(はい)りましたね。夏休みには、いつもは行(い)けない山(やま)の奥(おく)などで、なかなか出会(であ)えない昆虫(こんちゅう)を観察(かんさつ)するのも、楽(たの)しみのひとつでしょう。

このルリモンホソバというガの仲間(なかま)も、山のなかだけに生息 (せいそく)していて、数(かず)も少(すく)なく、なかなか見(み)られません。しかも、夜(よる)の電灯(でんとう)に飛(と)んでくるものがほとんどで、昼間(ひるま)に出会うことはほとんどありません。

明(あか)るい日光(にっこう)で見るルリモンホソバの美(うつく)しさは、チョウにも負(ま)けません。特(とく)に、金属 (きんぞく)のように輝(かがや)くるり色(いろ)と黄色(きいろ)のコントラストは、とてもあざやかです。

数が少ないこともあって、くわしい生態(せいたい)はわかっていません。以前(いぜん)は、幼虫 (ようちゅう)の餌(えさ)もわかっていませんでした。木(き)にはえるコケを食(た)べていることがわかったのは、わりあい最近(さいきん)のことです。

沖縄(おきなわ)から九州(きゅうしゅう)南部(なんぶ)に生息 しています。沖縄では、1〜11月 (がつ)に成虫 (せいちゅう)が見られます。前翅長(ぜんしちょう)*約(やく )25mm

*チョウやガの大きさは、前(まえ)ばねの付け根 (つけね)から先端(せんたん)までの長(なが)さで表(あらわ)します

〇かがく ナビ管理人より
 「ナビかきこ」のコーナーでは、感想やアドバイスを書いていただく場所を作りましたので、気軽に書いてくださいね。
 http://www.kagakunavi.jp/hiroba/show/929

文 湊和雄
湊和雄(みなと かずお) 1959年東京生まれ。琉球大学に入学し、沖縄に渡る。 大学勤務の後、94年よりフリーの写真家。 熱帯でも温帯でもない日本の「亜熱帯」を映像で表現するため、山原(やんばる)を中心に、琉球列島の野生生物をカメラとビデオで追う毎日。

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