2010年09月10日湊和雄
沖縄(おきなわ)の森(もり)で、いちばん多(おお)く見(み)られる木(き)は、スダジイです。沖縄本島(ほんとう)では、3~4月
(がつ)に訪(おとず)れる新緑(しんりょく)の季節(きせつ)に、最(もっと)も明(あか)るい黄色(きいろ)の部分(ぶぶん)がスダジイの花(はな)です。
それから約(やく
)5カ月
後(かげつご)に、スダジイの枝(えだ)には、若(わか)い実(み)が見られるようになります。まだ、薄緑色(うすみどりいろ)の皮(かわ)に被(おお)われているので、茶色(ちゃいろ)のドングリには見えません。
やがて、この皮が割(さ)けて、なかから茶色のドングリが見えるようになります。このように熟(じゅく)すと、さまざまな動物(どうぶつ)の餌(えさ)になります。まだ、枝についているときには、鳥(とり)やケナガネズミが食(た)べに来(き)ます。実が地上(ちじょう)に落(お)ちると、リュウキュウイノシシやオキナワトゲネズミの餌にもなるのです。
スダジイは、高(たか)さ15~20mにも生長(せいちょう)します。沖縄から本州(ほんしゅう)まで見られますが、琉球列島(りゅうきゅうれっとう)*のものは、オキナワジイと区別(くべつ)することもあります。
*奄美諸島(あまみしょとう)から八重山諸島(やえやましょとう)までの亜熱
帯(あねったい)の島々(しまじま)
〇かがく
ナビ管理人より
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