かがくナビ

  • home
  • 自然だより
  • 科学ムービー
  • ブログ
  • ナビのひろば

自然だより

ディスクリプション ディスクリプション

スケバハゴロモ

2011年08月19日尾園暁

林(はやし)のそばの草(くさ)むらを歩(ある)いていると、足元(あしもと)の植物(しょくぶつ)に小(ちい)さな虫(むし)が集(あつ)まっていることに気(き)づきました。まるでガラス細工のように透(す)きとおったはねをもつこの虫は、スケバハゴロモです。

スケハゴロモはセミやカメムシと同(おな)じ仲間(なかま)の昆虫(こんちゅう)です。頭(あたま)の先(さき)からはねの先まで1cmほどと小さいのですが、はねが広(ひろ)いのでよく目 立(めだ)ちます。口(くち)は針(はり)のようになっていて、植物(しょくぶつ)に突(つ)き刺(さ)してその汁(しる)を吸(す)います。動(うご)きはゆっくりとしていて、近(ちか)づいてもあまり逃(に)げないのですが、つかまえようと手(て)を出(だ)すと、ピョンとジャンプしてあっというまに姿(すがた)を消(け)すという特技(とくぎ)を持(も)っています。

スケバハゴロモと近(ちか)い種類(しゅるい)に、茶色(ちゃいろ)のはねをもつベッコウハゴロモや、緑色(みどりいろ)のアオバハゴロモがいて、いっしょに見(み)つかることも多(おお)いのですが、スケバハゴロモははねが透きとおっているので簡単(かんたん)に見分(みわ)けることができるでしょう。

文 尾園暁
尾園暁(おぞの あきら) 昆虫写真家。 大阪生まれ。おさないころ、両親に買ってもらった図鑑をきっかけに、昆虫の魅力にとりつかれる。現在は神奈川県南部の湘南(しょうなん)に在住。地元と小笠原諸島(おがさわらしょとう)を中心に、虫たちを撮影する日々を送っている。

過去の科学グラフィックス一覧

並び替え:

選択 写真家 種 類 月 別