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「エコプロダクツ2009」で最新のエコライフを体験
2009年12月21日 滝田よしひろ
2009年12月 10~12日に、東京・有明の「東京ビッグサイト」で、日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2009」が開かれました。3日間で18万人以上が訪れた会場では、実験や体験イベントも盛りだくさんで、校外学習の場として活用する小中学生の姿も数多く見られました。
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| 「エコプロダクツ2009」の会場で体験・実験を楽しむ様子。 |
環境社会の未来技術が集結
自然や環境をこわさず、地球と上手に暮らしていくための方法は、2つあるといわれています。ひとつは、環境をこわさないエコ技術やシステムを開発していく方法です。二酸化炭素 の排出 (はいしゅつ)を減らすエコカーを開発したり、エネルギー を無駄にしない電気製品をつくったりする取り組みのことです。もうひとつは、私たちが環境のことを考えて生活を少しずつ変えていくこと。つまり、自然を大切にしたり、無駄な電気を使わないようにしていくことです。「エコプロダクツ2009」は、そうしたエコ技術の開発に取り組む企業や、環境のことを考えた暮らしの実現に取り組む団体などが集まり、これからの環境社会のあり方を考え、最先端の取り組みを紹介するイベントです。
学校の取り組みも紹介
太陽電池
や家庭用燃料電池
などの新エネルギー
技術、古紙のリサイクル
技術など、環境ビジネスの難しい展示ばかりではなく、会場には身近なエコ生活グッズの展示や、クイズやゲーム、体験コーナーなども数多く、子どもたちや家族連れでも楽しめるように工夫されていました。また、小中学生向けに、会場内を探検する子どもエコツアーなども行われました。
さらに、会場内には「大学・教育機関(きかん)コーナー」もあり、小中高校の児童・生徒たちが学校の授業で稲を育てた成果の発表や、生き物調査を行った記録なども紹介されていました。神奈川・横浜市立倉田小学校や東京・実践学園中等・高等学校の展示ブースでは、生徒や学生たちが訪れた人たちに、自分たちが体験した結果を熱 心に説明する姿も見られました。
楽しみながら環境技術を考える
ある電機メーカーは、自社で開発したぶどう糖で発電するバイオ電池
を体験してもらう実験をやっていました。この電池
は、植物が炭水化物
(ブドウ糖
)を酵素
(こうそ)で分解
して活動エネルギー
を取り出すしくみを応用しています。実験では、子どもたちに実際に果物の汁をしぼってもらい、その汁をバイオ電池
にたらして、電気が生まれモーター
が回転する様子を実際に体験することができました。
魔法瓶(まほうびん)をつくるメーカーでは、空気 を抜いた真空の層が、熱 を伝えにくかったり、風がおきない、音が伝わらないなどのさまざまな特徴を持つことを知ってもらう実験を行っていました。他にも、光エネルギー で走るソーラーミニカーを工作するコーナーや、電気自動車 のモーター に使われる強力 な磁石の力 を体験するコーナー、パソコンを分解 して、使われなくなったパソコン部品がどのようにリサイクル されているのかを知ってもらうコーナーなど、さまざまな体験・実験コーナーが会場に用意され、環境技術が身近な暮らしのなかに、さまざまなかたちで広がっていることを子どもたちに伝えていました。
みなさんの身の回りにも、LED(発光ダイオード )電球 やハイブリッドカー など、いろいろな環境技術がすでに活用されています。自分のまわりにどんなエコ技術があるのか、みんなで探してみてください。


